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森と川の哲学 内山節講演録@苫小牧市民会館

永遠の時間の循環が、自然の永続性を支えている。

—内山 節

発行 紙の街の小さな新聞社ひらく

   内山節講演録編集委員会

​定価 800円(税込)

判型:A5判

頁数:64ページ

​発刊:2021年5月

内容

 本書は1993年11月11日、苫小牧自然保護協会と北海道大学苫小牧演習林(現北海道大学苫小牧研究林)の主催により、苫小牧市民会館で開かれた哲学者、内山節さんの講演会の講演録です。講演後、苫小牧自然保護協会により刊行されました。

 千歳川放水路の建設計画など自然環境に重大な影響を及ぼす開発計画や公共事業が浮上していた講演当時、環境を守る活動に取り組む市民や、問題に関心を寄せる市民たちは、羅針盤のように進むべき道を示してくれる考え方を模索していました。そこで、山里での「暮らしと仕事」を通して、自然と人間のかかわりを深く見つめてきた内山さんをお招きしたのです。

 その言葉は今なお示唆に富み、自然とかかわりながら人間が生きる手がかりを提供してくれるように感じます。自然の一部ともいえる新たなウイルスの感染拡大により社会や人間のありようが問われるこの時代、内山さんが語った言葉が社会の道標となることを期待し、内山さんの了解を得てここに講演録を再刊します。

 紙の街の小さな新聞社ひらく

​ 内山節講演録編集委員会

 (本著「再刊に寄せて」より)

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